コンコン

部屋がノックされる


「?」


空耳か?

コンコン


「ハイ」

なんでチャイムを鳴らさない


そっとドアを開ける

パーーーン


何かがはじける音と同時に

紙が舞う

「!!!」


「happy hallo ween」


そこに立っていたのは

峰・真澄


そしてのだめ


「何なんだお前らは!!」

「何なんだって今日はハロウィンだろ??」

「なので千秋様パーティーしましょ?」

「センパイ見てくださいのだめかわいいデスか??」


そう言うのだめは

ミニの水色のワンピースに白いエプロン

黒のニーソックスそして金髪かつら

「おまえそれなんだ?」

「センパイ不思議の国ののだめデスよ」

そう言いクルットまわる

絶妙な丈のワンピースの足元

そして強調された胸元に

俺は目が釘つけだった


「センパイ??どこか変ですか?」

「・・・・変ではない・・・・・」

「千秋様!!真澄はどうですか??」

そう言いのだめと俺の間に割って入ってきた真澄は

真っ黒なロングのワンピース

「いいんじゃないか」

「きゃーーーーー!千秋様。真澄幸せ!」

そう飛びついてくる真澄をよけると

「俺はどーだ??」

そう聞いてきた峰はジャック・スパロウ

「あぁ……いいと思うけど」

「だろ?さーじゃこれから千秋の部屋でパーティだな」

そう言い俺の許可もなく部屋に上がり込む三人

「おい、勝手に決めるな」

そう言っても後の祭り

テーブルの上は飲み物とおつまみやらでいっぱいになっていた


「ハイ、センパイビール」

そう言い俺の元へとやってきたのだめ

ありがとうと言って受け取るが

目がどうしても胸元に行ってしまう

「では、happy halloween!]


と峰がいい飲み物が飲まれていく


あれよこれよと言う間に

3人の持ってきた飲み物はなくなり

峰も真澄も眠ってしまった

のだめはというと

俺の腕にずっとからみついている

「お前飲みすぎ・・・自分の部屋へ帰れ!」

「えーーいやデス!のだめもセンパイのうちにお泊まりします」

「いや・・・今日はとりあえず帰ってくれ・・・・・・・」

今の勢いで迫られたら

間違いが起こるかもしれない・・・・

酒のせいなのか?

このコスプレのせいなのか?

こいつがかわいく見えて仕方がないんだ

「イヤです!」

そう言うとふらふらしながら

のだめは歩き出し俺の寝室のドアを開ける

「おい!のだめ!」

慌てて後を追いかけ

手を引くとのだめがバランスを崩し

転びそうになったそれをかばおうとしたら


俺がベッドにのだめを押し倒すような体制になっていた

「センパイ・・・・・痛い・・・・・

 のだめとしたいんですか??」

そうとろんとした眼で聞いてくるのだめ

「したくない」

そう言うと顔を持たれのだめの方へと向けられる

「のだめの目見て行ってください・・・・・・」

そう言われた瞬間理性が飛ぶのがわかった

のだめの髪をなでる

すると目をつむるのだめ

少しずつ顔が近ずく


「ちあきーーーー!!」

その声に我に返る

俺の背後ではしまったという顔をしている峰


「ごめん・・・・邪魔するつもりじゃ・・・・」

「違う!断じて違う!!」

「いや・・・そうだよな・・・・そんなのだめ見るとやっぱしたくなるよな・・・・」

「だから違う話を聞け」

「もぉ峰君いいところだったんデスよ!!」

そう言うのだめの手を引き峰に投げつける

「お前ら帰ってくれ!」


「えーーー!!」

「帰れ!!!!!!!!!!!!!!」


その最後の一声で

3人は荷物をまとめ帰って行った


散らかった部屋を見て


ため息が出る


俺・・・・・・今日相当酔ってるよな・・・・・・


そう思いながら部屋を片づけた









そして今


「happy halloween☆」


同じコスプレをしたのだめが目の前にいる


「真一くん・・・・なんなんですか?いきなり

 ダメですよ!ん・・・んダメですったら・・・・・」


そう言いながら甘い声を出すのだめ


「そんなカッコウで誘惑しておいてダメなんて言うな」

スカートの中に指をししのばせる


「もう・・・・カズオなんですから・・・・・・」


そう言いつつも

俺の誘惑に乗ってきたのだめは

甘い声でその夜鳴き続けた





今夜は数年前のリベンジだ・・・・・・・



























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