のだめにGPS付きの携帯を持たせてて良かった


場所を確認しながら俺は


のだめのいる場所へと急ぐ



しかしなんであいつは迷子になるんだ?

言い大人の癖に・・・・・・・・・


本当に俺がいないとあいつはダメだな



そう思った瞬間

自分の顔が緩んだのが分かった・・・・・


昨日から俺は変だ・・・

あいつに欲情したり

昨日出来なかったからって

不機嫌になったり

これじゃ、俺があいつのこと好きみたいじゃないか




「はぁはぁ・・・・・ここだな・・・」

GPSの記す公園までやってきた

電話をかける


「のだめ?」

『ハイ』

「お前の近くに何が見える?」

『あー・・・噴水デス』

「わかった」


そう言い電話を切ると俺は又走り出す


噴水が見えてきた

ちょうど俺の目の前に

携帯を握りしめキョロキョロするのだめの姿が映る


かけより後ろから抱きしめる


「バカ・・・何やってんだ・・・」

「せ・・・・・センパイ??」

「いい年して迷子になんかなるなよ。」

「ギャボ・・・・・

 先輩・・・ごめんなさい

 迷惑かけて・・・さっき怒って・・・・・・」

「俺こそごめん・・・・・」


そう言いのだめを自分の方へと向け

もう一度抱きしめる

そしておでこにキスをした


のだめはビックリした眼差しで俺を見つめた


「お前が側にいてくれるのが一番のプレゼントかもな・・・・」

と俺は声に出してしまった


それを聞きのだめは目を輝かせ


「それって先輩、のだめのコト好きってコトデスか?」


「断じて違う!!」

そう思いっきり否定したが

のだめの言うと通りかもしれない

のだめがフランスに行ってから

俺は毎日こいつの事が心配で仕方なった

だから

毎日電話したし

こいつの声で

落ち込んでるのもわかるし

そんなときは側に行って

話を聞いてやりたいと思った

母さんからフランスに来るように言われた時も


のだめに会えるのが嬉しかった


やっぱり・・・・俺こいつの事好きなのか?

それともこいつの音楽が好きなだけなのか??


けど今は、こいつが愛おしいのだけは確かだ


「帰るぞ!誕生日のやり直しだ」

「は・・・ハイ!」

そう言いのだめの手をとり歩き出す

「ふぉっぉぉおおお・・・」

のだめが嬉しさから奇声を出す

「で?プレゼントは何くれるんだ?」


そう聞くと


のだめは俺の目の前に立ち

首に手をまわしキスをした

「エヘ・・・プレゼントです・・」

そう言い照れ笑いをし俯いた





そんなのだめを抱きよせ

俺はのだめの唇に触れた

目を見開き驚くのだめ


昨日の夜した事なんて本当に覚えてないんだな・・・・・


じゃ、思い出させてやる

そう思い

のだめの口内に舌を入れてからめる

のだめは驚きを隠せないようだったが



次第に受け入れ・・・・

ん??




次の瞬間のだめはフニャフニャになり


気を失っていた








スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。