その夜は不思議だった

恋人でもないのに

手をつなぎ夕食を食べに行き

まぁ普段からのだめは

俺の腕にぶら下がっているが

でも何かが違った

さっきのキスから

のだめは少しよそよそしいし

俺は、、、

きっと普段よりこいつに優しい


また二人でワインを飲む


のだめが飲みすぎないように


コントロールしながら


ご飯の後は二人でセーヌ川沿いを散歩して


ベンチに座り少し話をした


あのキスの事は触れてはこないが

やけに唇を気にしてる


それがまた可愛らしく思えた


「そろそろ帰るか?」

「ハイ」


そう言い立ち上がるとのだめの手を取り


自分の元へ引き寄せる


俺自身も今日はどうかしてる


のだめを抱きしめ


そしてまたキスをした

「先輩、、?」

潤んだ瞳


艶やかな唇

でのだめが俺を呼ぶ


あーだめだ俺


やっぱり音楽だけじゃなく

こいつが好きだ


「帰るぞ」

そう言うと俺はのだめの手を引き

ホテルへと歩き出した















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