朝目が覚めて

ビックリしました・・・・・


だって

だって

先輩がのだめに抱きついて寝てるんデス


「携帯携帯・・・」


そのままの姿勢で

携帯を探り

手にする


カシャと言う音がして


写真が撮られた


その画像を見て思わずニヤケル


「ハウーー。のだめ幸せデス」


そう言い胸元でうずくまる先輩の頭をなでる


すると

「うんん・・・・」

と言いながら


うっすらと目を開ける先輩


「うわ!!!!」

と慌てて状況を見て飛び起きた


「おはようございマス。先輩

 そんなにのだめのこと離したくなかったんデスか?
 
 甘えたサンデスね

 きゃはーーー」


「はぁ??

 お前が俺のシャツ離さねーから、仕方なく一緒に寝てやったんだ!」


「むきゃーーー!!!

 のだめに抱きついていたくせに!!」


「それよりお前昨日のこと覚えてるか?」

「昨日のこと?

 そう言えばなんでのだめベッドに寝てるんデスか?」


「はぁ・・・・・・

 覚えてないんならいい。」

「え?何デス?

 のだめ先輩に何かしましたか??」

「してねー!」


先輩が真っ赤な顔して言った




「とりあえずメシ食いに行くぞ!

 用意しろ!!」

「ハイ」


そう言われて

慌ただしく用意をした

先輩はずっと不機嫌で

食事中もろくに話をしてくれなかった



その態度に私もだんだんイライラしてきた


「先輩先帰ってて下サイ。

 のだめあとから帰りマスから。」

「何怒ってんだ?」


「何って!怒ってるのは先輩じゃないデスか!!

 なんなん?さっきからずっとムッスリして!」

「別に怒ってなんか・・・・・」

「のだめせっかく今日は先輩の誕生日だから、二人で楽しく過ごせたらって思ってたのに・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


「けど・・・のだめといると不機嫌になるので、のだめはあとから帰りマス。」

「お前が・・・・お前がプレゼントくれるって言ったのに先に寝るからだろ?

 勝手にしろ!!!!!!」


そう言い先輩はそそくさと歩き出した


「プレゼント?そんな事のだめ言いましたっけ?」


そう考えながら

私は先輩とは





反対方向に歩きだした













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