唇が唇から離れ

首元へと移動する

「あっ・・・・・」

甘い声がのだめから洩れる


こいつも一応女なんだな


そのまま首筋に唇を這わせながら

胸元へと手をやる

やぱっりこいつ

なかなか大きい


胸元を優しく触り

のだめの反応を見るが

なにもない・・・・・・

緊張してるのか?


「のだめ・・・・・・・」


顔をあげると


「先輩大好きデス。

 どうぞ召し上がれ・・・・・・・」

と言いながら


幸せそうな寝顔


「・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・」


大きなため息がこぼれる


なんなんだよ・・・・・・・

寝るなんてありえね・・・・

どうしてくれるんだ?

この気持ちを・・・・・・・


幸せそうに眠るのだめの鼻をつまむ


「フガ・・・・・」


そう言い寝返りを打ち


俺の胸元へ寄り添ってきた


手はシャツをしかっりと

握っている


「はぁ・・・・・このまま寝るしかねーか」


そのままのだめの横に寝転び

布団をかぶる



なんなんだ?

この生殺しは?


こいつ分かって

やってるのか?


絶対にありえねー・・・・・・





そうは思いながらも

隣で寝息を立てる

こいつを

かわいいと思ってしまた





きっと酒のせいに違いない



そうとしか考えられない




そう考えながら


俺の意識はどんどん夢の中へと


吸い込まれていった






















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