試験から帰ってきたのだめの為に


手料理を用意した


なんだかんだと頑張っているこいつを見て


何かしてやれることは?

と考えてこいつの好きなものを食べさせてやろう


そう思った



食卓に並ぶ俺の手料理を目の前に

「ムキャーーー先輩の呪文料理!」

と目を輝かせて喜んだ


夕ご飯も済ませ

のだめはまた試験の為ピアノの練習をする


楽譜通りに間違いなく弾かれていく音


この数か月ですごく成長した


ハリセンに教わっていることが

こいつの中で確実にプラスになっている


そう思うと

いまさらだが、本当に実力のある先生だったんだと思った


お互い風呂も入り

もうすぐ時計は0時になろうとしていた


ソファーでコーヒーを飲みながら

音楽を聴く

俺の横にちょこんとのだめは座り

カウントダウンをはじめる

「10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.....

 先輩お誕生日おめでとうゴザイマス。」

そう言い俺に抱きついてきた

「あぁありがと」


「ふぉー先輩今日は抱きついても怒らないデスね。」


「今だけな・・・・・」

そう言いのだめの頭をなでる


俺はどうしたんだ?


今こいつがかわいく思えて仕方ない・・・・・・・・・・・・・











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