部屋に戻りのだめをベッドに寝かせる
「・・・たく
何が『ゴハンが終わるまで我慢しててください』だよ・・・・』
服を脱ぎながらぶつぶつと独り言がこぼれる
「とりあえず、こいつもこのまま寝かせるわけにはいけないしな・・・・・」
ベッドに寝かしたのだめを起こし
ペンペンと顔をたたく
「のだめ・・・のだめ起きろ」
「んんー恵って呼んでくだしゃい・・・」
と寝言
「起きろって言ってるだろ」
と少しきつめに顔をたたく
「ふうお・・・
先輩・・・・?
どうしてのだめ部屋にいるんですか??」
連れてこられたことも覚えていない
「お前このままで寝れないだろ。
風呂入るぞ・・・・」
「先輩先に入ってください・・・
のだめ、もちょっとだけ寝たいです・・・」
「だめだ」
「いいじゃないですか・・・ケチ
先輩がお風呂でたら起こしてくれたらいいだけじゃないですか・・・」
「そーじゃなくて
こんなよってる状態で一人で入ったら危ないから、一緒に入るんだよ!」
「い・・・嫌です!
それならのだめ先に入りますから
危なくないですから・・・」
「うるさい!つべこべ言うな!」
「ムキャーーーー先輩のカズオ!!!」
そう叫んでる間に
のだめはドレスをどんどん脱がされる
「先輩ホントやだ!」
そう叫ぶと
手を止める
「何で嫌なんだよ」
「だって・・・・明るいし・・・」
「・・・明るいしって・・・・
いまさら・・・・・」
「いまさらって・・・・」
「いまさらだろ?
お前の体なんて隅から隅までもう何度も見てるのに・・・・」
「そうですけど・・・・」
「だろ?」
「だから入るぞ」
って言いのだめをバスルームへ
連れて行こうとする
「もうやだ!先輩も酔ってるじゃないですか」
「だから何?」
「酔っ払い2人で入るのも危険ですよ
明日の朝はいりましょう・・・
ね・・・先輩」
そうのだめに言われ
少し悲しそうな顔をしながら
「・・・・・・恵・・・・一緒に入ろう?」
と子犬のような目で言われる
「・・・・もう・・・仕方ないですね・・・
先に先輩、入ってて下さい
のだめすぐ行きますから」
結局のだめは子犬な先輩に負けて
一緒にお風呂に入ることを承諾した
先輩は鼻歌を歌いながら
足元軽くバスルームへと向かった
・・・・・・14へ続く・・・・・
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