夜は皆でお食事会

っていうことは・・・・

最初は良かったものの

途中からは大荒れ

のだめもワインをいつの間にか

何杯も飲まされて

酔いつぶれながらも

勧められるままに

グラスを空にしていく

「のだめ!あんた・・・・
 千秋様の事幸せにしないと殺すからね」

「わかってますよ・・・・真澄ちゃん」

「ほら、飲みなさい」

「ありがとです」

とまたのだめのグラスにワインが入れられる

そこへ先輩が止めに入る

「真澄。もうこのぐらいにしてやって」

「千秋様・・・・・真澄って
 わかりました。」

「ありがとう。
 のだめ!」

とのだめの腕をつかむ

「お前それぐらいにしとけ」

そう言いグラスをのだめから取り上げる

「ふぉ先輩・・・・。
 のだめまだ大丈夫ですよ」

「大丈夫じゃないだろ・・・・」

といいながらのだめを立たせると

のだめは先輩に抱きつき

唇をとがらせた

「先輩うーーん」

「何やってんだお前////」

「何って・・・キスしてください」

「バカそんなの人前でできるわけないだろ!」

「えーーだってー
 先輩、式の時先輩から誓いのキスしてくれなかったじゃないですか・・・・
 だからその代りに今してください」

「おー!そうだキスしろよ千秋から!」

遠くから峰君の声が聞こえる

「そーよ男らしくやりなさいよ」
とターニャ

「ターニャ千秋くんの気持ちも考えてあげなよ」

と黒木君がフォローするが

周りからのキスコール

「ささ、先輩覚悟をきめてどーぞ」

とまた目を閉じ唇をとがらす

「・・・なんで俺がこんな目に・・・」

そういいながら

覚悟をきめてのだめに短くキスした

「あうーそれだけ?」

「十分だろ!」

「仕方ないデスね
 今日はこれぐらいで許してあげますよ」

そう言うとまたグラスを持ち
周りにぶつかりながら
フラフラと歩き出す

「たく・・・」

のだめのグラスを奪い取り

「こいつそうとう酔ってるから部屋に連れて帰るわ」

とのだめをだきあげる

「千秋また戻ってくんだろ!」

「こいつ心配だから俺も部屋にいるから」

と去って行った



・・・・・・13へつづく・・・・・
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