俺はのだめを引き寄せた

そのとき

のだめがバランスを崩し

頭と頭がぶつかった

「いった・・・」

「イタイ・・・・・」

『え???????』

二人顔を見合せ重なる言葉


「また入れ替わってる!!」

「なんでだよ!!」


頭を押さえながら見たその先には

自分の姿があった

せっかく戻ったのに

また振り出し

「どうして・・・・・・」

最初に入れ替わったときと違い

のだめは暗い表情を見せる

「のだめ」

「こっちこないでください・・・

 もうセンパイと一緒にいたくないのに」

その言葉が胸に突き刺さる

けど

俺には何も言えない

「センパイごめんなさい。

 のだめ部屋に帰ります。

 戻る方法考えてみますね。

 のだめも」

そう言い部屋を出ていくが

引きとめる事も出来なかった


のだめが去った後

俺の頭の中では

ずっとのだめの言葉が

こだましている

それが心を締め付けていた


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