締め付けられる思いは

まだ

諦められないからだ





目の前で

奴とのだめが抱き合っている

それでもその光景から目をそらせず

ただ見ている


本当に終わってしまったのだろうか?

俺たちは・・・・・・・・・


いや、もうとっくに終わっているのに

俺だけがずっとしがみ付いているんだ


どうにかしたくて


ここで話しかけて

終わらせてしまうのか

それとも

ここは見てないことにして

まだ責めるか・・・・・・・・・・



終わりが見えているのに

俺はどうしても後者を選んでしまう

たとえ1%でも可能性があるのなら


その1%を信じてみたい


そう思ってしまう


だから

ここからうまくフェイドアウトして

そして何事もなかったように

のだめの家へ行こう

爪の痕が残るぐらいに

握りしめたこぶしは震えていて

足元はおぼつかない


それでも必死にその場から離れた



もうこんな思いから解放されたい



嫉妬に狂い

我を忘れる自分から




そう思っているはずなのに

何故俺はあいつを求めてしまうのだろう?












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