朝母さんに電話すると

「今日のお昼にそっちに着くから、それからゆっくり話しましょ」

そう言われた

何なんだこの緊張

間違いなく色々と言われる事は分かっている

そんなのいつもの事だ

けど言い表せない緊張感が

ずっと俺を襲う

ビーーーーーーーー

玄関のベルがなり

のだめが玄関を開ける

「のだめちゃん、みーちゃんただいま」

そう笑顔で入ってくる母さん

けど

俺と目があった瞬間

その笑顔は消えていた

「母さん、おかえり」

その言葉にも反応はない

ソファーへと座った母さんは

いつになく威圧的で

こんな母さんを見るのは初めてだった

「真一話ってなに?」

冷たい声でそっけなく言われた

「母さん、いままでのだめと美音の事支えてくれてありがとう。

これからは、俺が二人をきちんと守って行くから」

「彩子ちゃんはどうしたの?」

「まだちゃんとは、話しついていない・・・・・・

けどちゃんと、解決させてのだめにも美音にも迷惑はかけないつもりだ」

「真一・・・・あなた考えが甘すぎ!

そんな簡単な事じゃないのよ?

いままで、のだめちゃんがどんな思いをしていたと思うの?

彩子ちゃんだって、いまどんな思いしてるか・・・

貴方のせいで沢山の人が傷ついてるのよ!

私はのだめちゃんの味方だから、のだめちゃんがいいって言うなら

二人の結婚に反対はしないわ。

けど、まずは彩子ちゃんのことをきちんとしてからよ

わかった?」

「わかってる」

「のだめちゃん本当にこれでいいの?

真一なんて嫌なら別に結婚しなくてもいいのよ?

認知させて、慰謝料と養育費もらえばいいんだから」


「征子ママ、のだめは真一くんといっしょにいたいデス。

辛かったけど、真一くんと会ってやっぱりそう思いました」

「ならいいけど・・・・

何かあったら絶対相談してね」

「もちろんデス!」

「真一!お父さんにもお礼いいなさいよ。

お父さんだって色々と手伝ってくれてたんだから」

「あぁ。わかってる。

昨日全部のだめから聞いたから」

「本当馬鹿な息子を持つと大変。」

そう愚痴をこぼしながら

美音をあやす母さんの顔からは

笑顔がこぼれていた

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