「センパイ・・・・・プールもだめなんですか??」

「わ・・・・悪いか!!」

「プールなんて大きなお風呂じゃないですか・・・・」

そうあきれ顔で言うのだめを背に

とりあえず水着には着替えていた俺は

プールサイドにある椅子に座った

「つまんないデスね・・・・」

そういい少しプールで遊びすぐ出てきたのだめ

「お風呂行きますか?」

「は??」

「お風呂だったら怖くないんですよね?

 さっき見たらジャグジーになっててテレビも見れるみたいですし・・・」

「俺は脱がんぞ!」

「わかってますよ・・・・・」

そう言いバスルームに消えていくのだめの後を追う


ジャグジーになっているそこにお湯を張りながら

バブルバスを入れる

泡ができはじめる

「センパイ入りましょ」

そう言われ手をひかれる

言われるままに入るが

あきらかにおかしいだろ・・・・・

水着は来ているがこの状況はないだろう

泡を手に取りフーと吹くのだめ

鼻の頭には泡が付いている

「鼻についてるぞ」

そう言い泡を取る

足元が滑りのだめに倒れ込む

「悪い」

そう言い立とうとした瞬間

俺の手はのだめの胸の上にあった

あわてて手をどける

「・・・・センパイいいんですよ?

 さわっても・・・・」

そういってくるのだめ

「何がいいんだよ!!」

「だって・・・・のだめはセンパイのものですから

 さわってもいいんですヨ?」

そういい目を潤ませるのだめ

「いや・・間に合ってる・・」

そう言い立った瞬間またバランスを崩し倒れ込んだ








「センパイ・・・・・・センパイ!!!!!!」


のだめの大きな声で目を覚ます

「よかったです」

ホッとした表情ののだめはバスローブにくるまっていた

俺にも着せられていて

のだめの膝に俺は寝ていた

慌てて起き上がろうとすると

「ダメですよ!!きっとのぼせたんデスね・・・」

そう言いながら冷たいタオルで俺の顔を拭く

「もう少ししたら帰りましょうか・・・・

 なにもなかったのは残念デスけどセンパイもこんな状況デスし・・・ネ」


そう言いのだめは優しく微笑んだ










そして4年後

久々に戻ってきた日本


『リベンジデス!!!』


そう言い連れてこられたあのラブホ

あの頃は何でこんなやつと・・・って思ってたけど

案外どっぷり俺の方がはまってるんだよな


「真一くん・・・・なんで手がここに来てるんですか??」

「ん??」

「もう!ダメですって・・・

 ヤ・・・・ダメですったら・・・・」


うーん・・・やっぱあの頃より

大きくなってるよな・・・・胸・・・・






END



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