初めてのキスは

不意打ちでした


だから

早く二度目のキスがしたいんデスよ?

センパイの部屋

赤いソファーに座って

横に並んで二人で音楽を聴く

片手にはワイン

なんかいい雰囲気じゃないですか?

「ねぇセンパイ・・・・」

少しうるんだ目でセンパイを見つめると

センパイは目をそらす

何でですか?

いまの!キスする所じゃないデスか???

持っていたグラスのワインを一気に飲む

「お、おい」

それを見て止めようとするセンパイ

奪われそうになったグラスを取り返そうとしたら

センパイを押し倒しちゃいました

床にこぼれるワイン

センパイの胸元にある自分の顔

そこから少し早く打ちるけるリズム

「センパイすごくドキドキしてマスね・・・・

 のだめも今すごくドキドキしてますヨ」

そう言い顔をあげると

自分の顔がいつも以上に熱いことがわかった

「お前顔真っ赤」

そう言い私の顔に

センパイの冷たい手が触れる

センパイノ顔が近ずく

そっと目を閉じると

やわらかい唇が私の唇に触れた


そしてゆっくりと離れる

急に恥ずかしくなって

センパイから離れ座り直す

ゆっくりとソファーから起き上がるセンパイ

ちらっと横目で見ると目が合う

「お前さっきよりも真赤だぞ」

その言葉が余計に頬を熱くする

センパイの頭が私の頭に触れる

そしてまた目線が合う

自然と目を閉じまた重なる唇

そしてまた離れて目が合い

そしてまた重なる

強く抱きしめられ

舌が絡まり

息が苦しくなる

でもこの苦しさも幸せ

ビーーーーーーーーーー

玄関の呼び鈴が鳴り響く

離れる唇そしてまた目が合う


「千秋!のだめ!!いるんでしょ?」

外から聞こえてくるのは

ターニャとフランクの声

クスっと二人で笑い

軽く唇を重ね

センパイがドアを開ける

「何の用だ?」

「あら?お邪魔だった??」

とニアニアと笑う二人

「お邪魔なんかじゃありませんよ。

 ね?センパイ?」

「あぁ」

「今アンナがピッツア買ってきてくれたからみんなで食べましょ」

「のだめちょうどお腹ペコペコだったんデスよ!」

「じゃ、アンナ呼んでくるわね!」

そう言い階段を駆け降りるターニャ

「ごめんね。千秋・・・」

申し訳なさそうに言うフランク

「なんであやまる?」

「だって千秋顔真っ赤だよ?

 のだめも・・・・・・」

そう言われてセンパイの顔はさらに赤くなった




二度目のキスは

ワインと熱い温度

次は甘いキスがいいな・・・・

センパイ・・・・


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