始まりはなんだたのだろう?
親にもう音楽を辞めるように言われて
お見合い結婚させられそうになって
それが嫌で
真一に会いたくて
ただ逃避しくて
そうして出てきたはずだった
いつの間にか
それが自分を追い込み
真一やあの子まで追い込むことになってしまった
意地を張って
真一が幸せそうにしてるのも
真一の隣であの子が笑ってるのも
うまくいかない自分の事全てが嫌で
ぶち壊してやりたいって思っていた
けど・・・・・・・・・
私はあの子には勝てない
自分よりも人の事を思うなんて出来ないから
けどせめて最後は
真一にいい女だったって思わせてやりたい
もう無理かもしれない
もう・・・・
二度と会えない
けどそれでもいい
「どうぞ」
部屋の中に
あの子と真一が入ってくる
「彩子?話って?」
「とりあえず座ったら?」
そう言うと真一は彼女の手を引き
部屋の奥へと来た
そして椅子に座ると
わたしは大きく気づかれないように
深呼吸をした
「真一、私と別れてください。」
「え?」
「もううんざり・・・・・
こんな女々しいあなた見てると、こっちがイライラしてくる。
それに、真一の気持ちは変わらないみたいだし・・・・
私も意地になってた。
ごめんなさい。」
「彩子?」
「あなたも・・・・もっと欲張りになった方がいいわよ!
もう・・・真一を離しちゃだめよ?
何かあったらあたしに言ってきなさい
真一を懲らしめてあげるから・・・・・・
本当にごめんなさい。
私が一番悪いの・・・・・・・・
真一を許してあげて。」
そう言い涙であふれる彼女の眼もとを
指でぬぐった
「ごめんなさい・・・・」
あふれてくる涙
私は
本当は諦めたくない
真一の事
やっぱり一番好きだから
けど
遠くであなたの事を
見守ることを選ぶ
もう本当に苦しいから
あなたを見てるのが
そんな私をあなたがいい女だったって思ってもらえるように
私は今からもっともっといい女になるから
だってこうするしかないんだもの・・・・・・・
「さ!この話はおしまい!
私、今日退院して日本に帰るの。
結構忙しいのよ!
さ準備があるから、あなた達も帰ってもらえない」
そう言い二人を部屋の外へと連れ出す
「じゃ・・・・・」
そう言い私は部屋の中へとはいる
少しだけドアを開け
彼女の手を引く彼の後ろ姿を見つめる
あぁ
本当に終わってしまった
「真一・・・・・・さようなら
大好きよ・・・・・・」
そっと彼の背中に言葉を投げる
届かない声は人の声の中に消えていく
大きく深呼吸をし
流れる涙をぬぐった
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