髪を誰かがなでる
のだめか??
うっすらと目を開けると
美音が俺の髪の毛で遊んでいた
のだめは・・・・・?
起き上がり美音を抱きあたりを見渡すが姿が見えない
ソファーの上には昨日の夜のだめが着ていた
ルームウエアーが置かれていた
部屋中を探すが
のだめの姿はなかった
俺は慌てて着替えを済ませ
美音の服を着替えさせ
外へ飛び出した
「母さん!」
『どうしたの?そんなに慌てて』
「のだめがいなくなった!」
『え!』
「もし、何か連絡入ったり母さんのところに来たらすぐ連絡入れてくれ」
そう言い素早く電話を済ませ
タクシーに乗り込む
のだめの行きそうなところを一生懸命考えても
出てこない
パリでだったらわかるのに
空白の一年間がのしかかる
何も知らない美音は車に揺られているせいか
寝息を立てていた
のだめの行きそうなところ・・・・・・
のだめの・・・・・・・・・・
ふと思い浮かんだのは彩子のところだった
タクシーを病院に向かわせ
彩子の部屋へと急ぐ
ノックをし扉を開けると
のだめの姿がそこにあった
「のだめ・・・彩子・・・・・」
俺の姿にビックリし
顔をそらすのだめ
「お前どうして・・・・」
と言いつかんだのだめの手
それをのだめは払いのけた
「彼女声が出ないって・・・・・」
「あぁ」
そう言うと彩子は俺に一枚の紙を渡してきた
その紙を俺から奪おうとするのだめ
それをかわしながら
目を通す
「お前・・・何考えてんだ!!」
その声にのだめの体は小さき震え
崩れ落ちる
「何回言えば分かる!俺はお前と一緒にいるって言っただろう。」
首を横に振るのだめ
「とりあえず帰ろう・・・・
彩子また来るから」
そう言い部屋を出ようとするがのだめは
美音を俺の腕から取り
抱き俺を部屋へと押し戻し
走り出す
慌てて追いかけのだめを捕まえる
「お前が責任を感じることはない!
俺が悪いんだから
自分を責めるな!
お前は何も心配せずに、いたらいいんだ・・・・ここに・・・・」
そう言い強く抱きしめる
寝ていた美音は目を覚まし
大替えで泣き出す
「ほら・・・おまえが泣くから美音も・・・・・」
美音をのだめの腕から取り
のだめの手を取り歩き出す
のだめはうつむいたままだった
本当に俺がちゃんとしないと
こいつまで潰れてしまう
しかりしないと
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