「はじめまして、野田恵デス」

すごく緊張をしながら

のだめはベッドの上で正座しそう言った


「はじめまして、真一の母です。

早速だけど今妊娠してるって本当?」

「あ、、、ハイ。ゴメンなさい」

「なんであやまるの?嬉しいわ。

皆からのだめちゃんの事聞いてたのよ。

思ってた通りの子でよかったわ。

真一をお願いね」

そうにこやかに母さんは言った



だから

なんなんだ?

皆のだめの事なんていってるんだ?


まぁ母さんは気に入ってくれてるみたいだし

それならそれでいいけど

俺を無視して母さんとのだめは

二人で話し笑いあう

時計をみるともう16時を回っていた


「のだめ!

もう、お前の両親着く頃だから迎えに行ってくる。

母さんはどうする?」


「あっ、一緒に行くわ。

じゃのだめちゃんまた後で」

「ハイ」


そう言い病室を後に

東京駅へと向かった

東京駅のホームでのだめの両親を待つ


ホームへ入ってきたのぞみから

沢山の人がおりてくる


携帯をてにとり

電話を掛けようとしたとき

「千秋さん?」

そう後ろから声がした


「はい。恵さんの?」

そう言うと二人は頷いた


「恵は?」

「怪我は大丈夫ですよ」

そう言うと二人はホッとした表情を見せた


「恵さんの所に行く前に、お話したい事があるんですが」

その言葉に不安そうな顔をする


場所を変え駅の隣にある

ホテルのラウンジへと向かった

母さんはそこにいて

俺と一緒に来た

のダメの両親に深くお辞儀をする


不思議そうに

のだめの両親は席についた


今までに経験した事がないぐらい

俺は緊張していて

握りしめた手は汗で濡れていた


「お話と言うのは、あの、、、

恵さんと結婚させて下さい」

そう言い俺は深く頭をさげた

「恵と結婚?」

「はい。実は恵さんのお腹には子供もいまして」

そう言い殴られることを覚悟する


しかし

拳は飛んでこず

手を握れた

「恵と結婚?」


「はい」

「よかよか!」


「えっ?」


「よかよ!恵こんなよか婿捕まえて!

恵をどうぞよろしくお願いします」


あまりにも

はなしがすむーずに進み


俺は驚きが隠せないでいた















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