「先輩?やっぱり変ですよ?

 熱ありませんか?」


そう言い席を立ちセンパイの所へ行き

自分の前髪とセンパイの前髪をあげた




平気なふりをしているが

本当はすごくドキドキしている




そしてそっとおでことおでこをくっつけた


その瞬間



センパイの唇が私の唇に触れた


体が硬直する

何が起こったのかわからない



どれぐらい時間がたっただろう


少しずつ頭の中は冷静になる


ナゼ先輩は私を突き飛ばさないの?


のだめからしちゃったのなら絶対

絶対突き飛ばされる・・・・

もしや先輩ものだめのように混乱中?

それなら今のうちに離れなきゃ

そう思い唇を離そうとすると

センパイの手が私を逃さないように

頭を押さえた

そして

口内へと先輩の舌が侵入してくる


はじめての経験ではないけど


この展開にやっぱり頭はまだついてこない


ゆっくりと唇が離れ


ボー然とする私を見て


「ごめん・・・・・頭冷やしてくる」


そう言い席を立つセンパイの腕をつかんだ


「のだめ・・・・?」


「何で謝るんですか?

 気まぐれでのだめにキスしたんですか?」


「違う」


「じゃ謝らないでください・・・・」


目と目が離せなくなる


そして


近づく距離間


私は瞳を閉じるとまた


センパイの唇が重なる


息ができないほどのキスに

夢中で答えた

甘い声が自分から漏れ始めると

少し唇が離れる

髪の毛をなでられ

今まで見たことのないような表情で

私をみつめるセンパイの瞳に吸い込まれるように


私はセンパイの首に腕をまわし

唇を求めた

軽くキスをし唇が離れる


「これ以上すると・・・・・俺

 自分を抑えられそうにないんだけど・・・・」

そう小さく耳元でセンパイは囁いた


それに答えるような形で

私は先輩にキスを求める



私自身も感情が高ぶり押さえられそうになかった



センパイが欲しい・・・・・・

センパイを感じたい・・・・・・・


そう強く願ってしまった



ソファーに先輩が崩れる形で座ると


ゆっくりとその上に座り

さらに唇を求めていた































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