半分食べおわていた朝食


それをのだめとともに食べる


のだめは上機嫌で

俺は・・・・・・・・・・・・・




頭の中のことを必死で消そうとしていた


『俺の方がこいつがいないとダメかもしれない・・・・』


そう思ってしまったんだ


自分の気持は

認めたくないが分かっている・・・・


けどここまでとは思ってもいなかった

彩子のときも、その前の彼女も

ココまでは執着はしなかった

いや、俺は女に執着した覚えがない


なのに、なんであんな変態を・・・・・


「先輩食べないんですか?

 じゃ、のだめ先輩のイチゴもらいますね」

俺の気持ち安て知る由もないのだめは

のんきにパンケーキを口に頬張りながら


俺の皿の上からイチゴを奪っていく

そして口に含み幸せそうな笑顔を浮かべる


その笑顔を見て

自分の顔がゆるむ

「先輩やっと笑った」

「え?」


「先輩さっきまで凄く難しい顔してましたよ?

 課題曲難しいんですか?」

「いや・・・・」

「じゃどうしたんですか?

 もしや、のだめがフランクの家に泊まったことがそんなに嫌だったんですか?

 のだめは先輩一筋です!

 フランクはただの友達ですから安心してください!

 のだめが大好きなのは先輩だけデスから!」



そう必死に言うのだめが、ますます愛おしく感じる



「あぁ。わかった」


「先輩?やっぱり変ですよ?

 熱ありませんか?」


そう言い席を立ち俺の方へと来たのだめは

俺の前髪と自分の前髪をあげ

おでこをくっつける


その瞬間


俺の理性は消え

のだめの頭を自分へと引き寄せ

唇を重ねていた



、ずっと外せないでいた

心のボタンが

とうとう外れてしまった

























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