今日は大切な人の結婚式


僕が昔好きだった人


まだ心の奥に残る淡い気持ち


隣にいる今を一緒に生きる人


そんな人がいても


彼女の事は

特別で今でも

ふとした時にあの時の気持ちが甦る



「めぐみちゃん。とってもきれいだよ」

「ありがとうございます」

彼の横でいつもと同じ笑顔で

ほほ笑む彼女に

本当に幸せになってほしいって

素直にそう思った


僕の隣ではしゃぐ

ターニャ


彼女にはけして知られてはいけない気持ち


心の奥底

僕はまだ恵ちゃんの事が好きなんだ


けど今はターニャがいて

この先の未来

ずっとターニャと過ごせたらって思ってる



けど消せない思いもある


「のだめ、本当にきれい」

「そうだね」

「ヤス・・・・ずっとのだめの事好きだったよね?」

「え?」

「気付いてないと思ってた?

 私はのだめを好きだったヤスを含めた

 今のヤスが好きよ・・・・・・」

「気付いてたんだ。

 ごめん・・・・・・ありがと」


「それでね・・・・


 ほら大分前にしてくれたプロポーズ・・・・

 あれってまだ有効?」

「え?

 うん」

「じゃ・・・・・・遅くなったけど・・・・

 よろしくお願いします」


そう言いほほ笑むターニャ


誓いのキスをする

2人の後ろで

僕たちも誓いのキスをした


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