「先輩離婚してください」

「は?」

カップから紅茶がこぼれ落ちる


「のだめ好きな人ができたんです・・・・。

 その人ものだめの事が好きって言ってくれてるんデス・・・。

 だからごめんなさい」


「ちゃんと話をしよう・・・・。」

そう言いのだめの前に座る

「相手は誰だ?」

「え・・・・?」

「相手だ・・・・・」

「ポールです。

 ポールとのだめが、気が合うの知ってますよね?

 本当にピッタリなんです。

 好きなもの、嫌いなもの・・・・・

 共通の話題も多くて毎日そーいうこと話してるうちに、好きになっちゃいました・・・・

 最初は、ダメだって思ったんですよ?

 けど無理で・・・・

 この前ポールに好きだって言われてもう押さえきれないんです!

 だから、離婚してください。

 もうすぐポールも来ますから、3人で話しましょ?」


そう悲しそうにほほ笑むのだめ


訳が分からない・・・・・

だって昨日だって

あんなに愛し合ったのに?

どうしてそうなるんだ?

言葉も出ない・・・・・

チャイムが鳴りのだめは玄関へと向かう

「ポール」

その名前に動揺する


「千秋・・・」

そう言いのだめと手をつなぎ俺の前に立つ


「なんだ?」

「のだめと別れてくれないかい?

 のだめのことは僕が必ず幸せにするから・・・・・」


そう真剣な眼差しで俺を見る

俯くのだめの肩が震えている

泣いてるのか??


「あーーーーもうのだめムリです!!!」

とおなかを抱えて笑いだす

「のだめ!ダメじゃないか!」

「ゴメンナサイ先輩!

 今日はは何月何日ですか?」

「何月何日って・・・・・・

 4月1日・・・・・・・・・」

「まだわかんないデスか?

 エイプリルフールですよ!!

 先輩全然気付かないんだもん、のだめおかしくて・・・・・」

「はぁ?!!!!」

「僕は本当にのだめの事好きだけどね。」

「ポールのだめには先輩がいるから無理デスよ」


そう言いあってるのだめの手をとり抱きしめる

「・・・?

 どうしたんですか?先輩??」


「何でもない・・・・・・」


今は怒る気にもなれない

これが嘘であることにホッとした


まぁ、ポールがのだめを好きなことくらい知っていたし・・・・・


「僕はお邪魔みたいだから帰るね」

「あっ!ポールごめんなさい。

 このお礼は必ずしますから」

「じゃ、今くれる?」

そう言い俺に抱き締められてるのだめを奪い

唇にキスをした

放心状態ののだめ


「じゃ!」


そう笑い去って行った


「ギャボーーーーーーー」


のだめの悲鳴が響き渡っる



「先輩!消毒してください!!」


「消毒って・・・・・・・」


そう言いながらものだめにキスをする・・・・・


「・・・・・・・お前俺も仕返ししてやるからな・・・・・」


そう言いのだめにキスをし

テーブルに押し倒す


「んもう・・・孔雀なんですから・・・・・

 のだめが、お詫びにいっぱいしてあげますからね

 ギャハ」


そういいまた唇が重なった








END
































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