練習も終わりそのまま


峰・清良・真澄そして俺たちでマンションに集まった



黒木君はずっと何か言いたげにしていたが

そんな事お構いなしに帰ってきた


「で?朝ちゃんと聞けなかったけどどういうことだ??

 どうして、お前らが付き合ってんだ?

 のだめは黒木君と付き合ってるんじゃ?」

「そーだったんデスが・・・・・・先輩・・・」


と子犬のような潤んだ目で俺のことを見つめるのだめ

「俺が話す・・・」

そう言い

今までのことを話した


「何だよそれ・・・・・」

峰も清良も真澄も呆れていた


「千秋様。

 真澄はいつも千秋様の味方ですが、今回のはちょっと・・・・」

「ごめんなさい・・・・

 のだめが一番悪いんデス・・・・」


「本当よ!このヒョットコ!!

 あんたがね、千秋様の事好きなくせに黒木君と付き合うなんて言うから」

「真澄、俺が悪いんだ・・・・

 いつまでも気付かないふりしていたんだから」

「千秋様・・・・・・」

「恋愛にどっちが悪いなんてないと思うけどな・・・・・

 けど、確かに二人とも浅はかよね。

 でも千秋くんがこんな風になるなんて意外だな。」

「俺もそう思う。千秋っていつも冷たくて、そして何でも完璧なのに・・・・

 まさかのだめに振り回されて、こんなことになるなんてな

 で?どうするつもりなんだ?」

「俺黒木君とちゃんと話すつもりだけど・・・・」

「そーよね・・・話さなきゃね・・・・」

「のだめも・・・・ちゃんと黒木君の話も聞かないと・・・・

 一方的デスもんね・・・・・・・」


「そーだな。」



「先輩・・・明日のだめもう一回今度はちゃんと話してきます・・・・・」


「ああ。そのあとだな・・・・俺が話すのは」


もう一度話すか・・・・・・・


不安で仕方ない


また・・・・・なんて事にならないか?




けどそんな事消して口には出せなかった













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