食事の最中たわいない話をして
笑って
すごく楽しい時間を過ごした
家の前まで送ってくれた黒木君
ずっと手をつないで帰ってきた
「今日はありがとうございマシタ。
とっても楽しかったデス」
「うん。
今日はごめんね・・・・・。
みっともないところ見せて」
「そんな事ナイデスよ」
「ありがと」
「気をつけて帰ってクダサイね。」
「うん。
・・・・・・・・・・恵ちゃん?」
「はい?」
そう言うと黒木君の顔が近づきキスをされる
マンションの前なのに・・・・・・
先輩が見てるかも知れないのに・・・・・
そうは思うが拒むことが出来なかった
「じゃ・・・・」
そう言うと黒木君は足早に去って行った
ゆっくりとマンションへ入り
先輩の家のチャイムを鳴らす
ドアが開き腕をつかまれ扉の中へ引き込まれる
「お前さっき黒木君と何してた?」
低い声で先輩が問いただす・・・・・
「キスです・・・・」
そう言うと乱暴に引き寄せられ
先輩の唇が触れる
黒木君の優しいキスとは違う乱暴なキス
先輩の舌が口内に入り込む
でも・・・イヤじゃない
先輩はいつも言葉にはしてくれないが
今この時嫉妬に溺れているのがわかるから
唇が少し離れて目が合う
いつもは見せない表情の先輩
「ごめん・・・・」
「先輩?」
「俺、嫉妬で気が狂いそうだ・・・・」
そう言いまた唇を重ねてくる
それが嬉しくて仕方なかった
必死に先輩のキスに応える
玄関のカギが閉まる音がし
ファスナーが下ろされる
「ここでしてもいいか?」
その言葉にクスっと笑い
「もう、ファスナー降ろしてるじゃないデスか。」
そう言い見つめあい笑いがこぼれる
そしてのだめからキスをした
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