翌日空港からタクシーを飛ばし

自宅へと戻る

チャイムを鳴らすと

「はーーい!」

と懐かしい元気な声と共に

扉が開き俺の顔にぶち当たる


「あれ?真一くん?早かったですね」

そうほほ笑むあいつ

「お前・・・いい加減学習しろよ!!!」

そう怒鳴ると同時に

のだめを抱きしめた

「真一くん・・・」

「ごめん一緒にいてやれなくて」

「・・・・ビックリしましたけど、だいじょうぶでしたよ?

 真一くんのおかげで」

そう言いのだめが俺の顔を見つめる

お互い目が閉じもう少しで唇が触れそうなところで

目線を感じる


「母さん!!」

そっと薄目を開け横を見ると

母さんが美音を抱いて立っていた

のだめを引き離し

慌てて母さんの方へと歩みよる

「来てくれてありがとう」

「どういたしまして

 いいのよ続けて。」

「出来るかよ!」

「フフ。それもそうよね・・・・

 じゃ、今日は私帰るわね

 のだめちゃん。みーちゃん。また明日ね」

「征子ママまた明日デス」

そう言うと静かに扉が閉まる

それと同時にのだめを後ろから抱きしめる

「本当良かった」

「ハイ。みーちゃんに何もなくてのだめもホッとしてマス」

「美音じゃなくてお前」

「のだめですか?」

「あぁ・・・・・やっと声聞けた」

「・・・・ハイ・・・・・・・・」

そう言い振り向いたのだめにキスをする

俺とのだめの間でもぞもぞと動く美音

のだめと唇が離れると

二人目が合い

間で動く美音のほっぺたにキスをした


「今晩は居れるんですか?」

「あぁ。明日昼の便で帰ればいいから」

「じゃ真一くん、お祝いに呪文料理作ってください

 のだめの声が戻ったお祝いに」

「あぁ」

「むきゃーーー☆楽しみです!」

そう言い美音と共に部屋の奥へと

のだめは入って行った
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