なかなか入らない電話に

イライラが募る

のだめから電話がかかってきてから

どれぐらい時間がたっただろうか

携帯を片手に握りしめ

ひたすら連絡を待つ


こんなに時がたつのが遅いと感じたのは初めてだった


RRRRRRRRRRRRR

手の中で鳴る電話に慌てて出る

「アロ?」

『千秋?』

「ターニャか?

 どうだった?のだめは?美音は???」

『ミオンは念のため入院することになったわ』

「入院?!どうして?」

『落ち着きなさいよ・・・

 熱が高くて痙攣を起こしたみたい。

 小さな子どもには珍しくない病気みたいよ

 のだめが動揺してるから、ドクターが1日入院しましょうって』

「そっか・・・・のだめは??」

『ミオンの側についてる。

 千秋?戻ってこれないの?』

「明日一日なら何とか戻れそうだから、今日の練習終わったらとりあえず帰る。

 母さんにはもうそっちに行ってもらえるように頼んでるから

 のだめにそう伝えておいてくれないか?」

『えぇ』

「それとのだめの声・・・」

『あー・・・・戻ったみたい。

 ショック療法?になるのかしら?』

「そっか・・・よかった

 今日一日のだめと美音の事頼む」

『もちろん・・・千秋変わったね?』

「そうか?」

『うん、一時はどうなるかと思ったけど

 あれはあれで、二人にとって良い結果になったのかもね・・・・・・・

 じゃ、何かあったら連絡するから』


そう言い切れた電話

ホッとしたのか疲れがドっとでた

水を飲みながらパソコンを開け

熱性けいれんについて調べる

その内容を見てさらにホッとした

でも

俺のいない時にこんな事が起こってのだめ

きっと心細かっただろうな

そう思うと

こんな時に一緒に入れなかった

自分が嫌になってくる


明日あいつにあったら

思いっきり抱きしめてやろう

そう思いながら部屋を後にした
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