「今はどうなんだ?」

「え?」


突然の質問に

納豆を端からこぼれ落とす

「何がですか?」

解っていてとぼけた


「子供・・・・今でも欲しいって思ってる?」

「先輩・・・急にどうしたんですか?おかしいですよ?」

そう言い笑ってごまかそうとしてみるが

先輩はもう一度静かに私に言った

「どう思ってる?」

「・・・・・わからないです。

 だって、昔とは違うんデスよ!

 智君ともまだ結婚してる状況で、のだめは言えませんよ?

 先輩との子供が欲しいなんて、もしそうでも」

「そーだよな・・・・。

 でものだめ。

 俺は今日お前に言われて初めて

 お前との子供なら欲しいって思った。

 今まで自分に子供がいるなんて想像も出来なかったのに

 想像できたんだ・・・・・・・・」

「先輩?」

「だから、全てが片付いたら結婚しよう。」

「え?」

「だから結婚しよう」

「ギャボ!!!!先輩どうしたんですか?

 熱あるんじゃないですか?」

そう言い先輩の方へとより

手をおでこにあてた瞬間

私は先輩に抱きしめられていた

「のだめ、結婚してください」

「・・・・・・・・・・・・・」

「返事は?」

「本気ですか?」

「あぁ・・・・・」

「のだめがプロポーズしたときバーカって言いましたよね?」

「・・・・・・・あぁ」

「バカなのだめと結婚したいんですか?」

「うん。」

「のだめ何にも出来ないですよ?」

「わかってる。それでものだめが必要なんだ俺には」

「ハイ・・・・。ありがとうございます。

 ずっと待ってましたよ?その言葉・・・・・・」

「うん。待たせてごめん。」

そう言い唇を重ねた




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